葛飾北斎の娘はやはり天才!残された作品がまるでジブリ?

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筆

葛飾北斎(かつしかほくさい)といえば、ゴッホにも影響を与えたといわれる江戸時代後期を代表する浮世絵師ですが、北斎の娘、葛飾応為(かつしかおうい)も、『おんな北斎』と呼ばれていた天才浮世絵師だったんです。

今回は、北斎の娘の経歴やおもしろすぎるエピソード、現存する作品について調べてみました。

 

葛飾北斎の娘、葛飾応為(かつしかおうい)のざっくりプロフィール

江戸時代後期の浮世絵師。
葛飾北斎の三女。
応為は号(画号)で、名は栄(えい)。

葛飾北斎の娘応為は、北斎が「おーい」と呼んでいたから応為という画号になったという説や、容姿はイマイチだったようで、アゴが出ていたからあだ名は「アゴ」だったとか、呼び名にまつわるエピソードも多いようです。

絵師としては、葛飾北斎に「美人画ではかなわない」と言わせたほどの腕前で、北斎作とされている美人画の中には応為作のものもかなりあるのではないかと言われています。

また、葛飾応為さんはなかなかの肝っ玉の持ち主のようで、若いころに絵師南沢等明の元に嫁いだものの、等明の描いた絵の拙い所を指して笑いとばしたため離縁されるという、豪快エピソードが有名です。

実家に戻ってからは、北斎のスタッフとして画業に没頭し、父娘で一緒に絵を描きまくっていたそうです。

 

2015年に、そんな葛飾北斎の娘応為をモデルにしたアニメ映画「百日紅~Miss HOKUSAI~」が公開されました。
応為の声を女優の杏さんが担当したことでも話題になりましたね。

 


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葛飾応為の作品はどこで観られるの?

父、葛飾北斎とともに絵を描きまくったということですが、現存する応為の作品は10点程度です。主な作品と所蔵美術館を紹介します。

◆月下砧打美人図(げっか きぬたうち びじんず)
東京国立博物館所蔵

月下砧打美人図

画像出展:http://webarchives.tnm.jp

◆吉原格子先図(よしわら こうしさきのず)
浮世絵 太田記念美術館所蔵

吉原格子先図

画像出展:https://www.dailyshincho.jp/

◆夜桜美人図(よざくら びじんず)
メナード美術館所蔵

画像:http://museum.menard.co.jp

その他、三曲合奏図(さんきょくがっそう ず、英語題名 “Pictorial evidence for sankyoku gassou”)ボストン美術館(米国)所蔵や関羽割臂図(かんう かっぴ ず、英語題名 “Operating on Guan Yu’s Arm”)クリーブランド美術館(米国)所蔵などがあります。

 

まとめ

葛飾応為さんは、豪快なエピソードから想像するとかなりの『おてんば娘』だったように思いますが、残された作品の繊細さは目を見張るものがあるますね。絵のことは全くの素人ですが、吉原格子先図などをみると、まるでシブリ映画のワンシーンのようで、本当に江戸時代の作品なの?と信じられないですね。

 

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