2017年10月22日にクイーンズ駅伝の出場をかけたレース『プリンセス駅伝2017』が行われたました。
レース中にゴール手前20mまで出場圏内の13位で走っていたエディオンのアンカー若林選手が、突然コースを外れ倒れこむアクシデントがあり、テレビ放送でも映し出されていました。
若林選手は担架で搬送されたようですが、大丈夫だったんでしょうか?
プリンセス駅伝とは
女子駅伝日本一決定戦『クイーンズ駅伝』への出場を懸けた全国統一の予選会が『プリンセス駅伝』です。
『クイーンズ駅伝』に出場できるのは全国から集まった参加29チームチーム中の半分の14チームのみという厳しい戦いです。
正式な大会名は、「全日本実業団対抗女子駅伝競走大会予選会」で、愛称が「プリンセス駅伝in宗像・福津」です。
まぁ、このあたりのネーミングはテレビ受けのことも考えられてのことでしょうか。
もともとは、地域ごとの予選大会があったようですが、全国統一の予選大会になったようです。
元々、全日本大会の西日本地区の予選は関西・東海・北陸・中国の4地域対抗による「淡路島女子駅伝競走大会」と、九州地方を対象とした「九州実業団対抗女子駅伝競走大会」で別々に開催されていたが、2009年から東海・北陸が「中部・北陸実業団対抗女子駅伝競走」に分離・独立したことと、淡路島大会もスポンサーが不況の影響などから付かなくなったことを理由に廃止されたことを受けて、形式上関西・中国の大会と九州大会を統合する形で、2009年から開始された。
出展:wikipedia

エディオアンの若林選手は大丈夫だったの?
エディオアンの若林選手がゴール目前で倒れた原因は、脱水症状だったようです。その後意識も回復されたとのことですが、驚きましたね。
テレビ中継で解説をしていた増田明美さんが、「強風の中で走るのは選手にとってもかなりダメージが大きく脱水症状の疑いもある」と番組中に的確なコメントをされていたのはさすがですね。
♯プリンセス駅伝
たくさんのご声援ありがとうございました。
本選出場圏内で襷を繋いでいきましたが、
ゴール目前で棄権となりました。大変ご心配をおかけしました。
選手は脱水症状のため意識を失っておりましたが、
すぐに意識は戻り、現在は回復しています。
また来年に向けて、頑張ります!— エディオン女子陸上競技部 (@edion_TF) October 23, 2017
先日も出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)の1区で、初出場の岐阜経済大学の3年生武隈泰貴選手が痙攣して倒れましたが、この時は熱中症が原因でした。
このような姿が生中継で映し出されると、やはり駅伝は過酷なスポーツだと改めて実感しますね。
まとめ
今回のプリンセス駅伝の勝敗は、台風の影響で吹き荒れる強風にも左右されたかもしれませんね。
最後まで目が離せない激しいレースを制して豊田自動織機が優勝を飾りました。
エディオンの若林選手は『クイーンズ駅伝』出場圏内の13位を走っていただけに、悔しい思いをしているとは思いますが、次回大会で是非リベンジしてほしいですね。