TikTokは、全世界で数億人がダウンロードしている中国製アプリですが、アメリカでは、連邦政府職員が政府から支給された端末にTikTokをインストールすることを禁止する法案が可決されているんですね。
また、大阪府では吉村洋文知事がTikTokの府公式アカウントを「安全保障上の課題があるかないかが明らかになるまでは、凍結することにした」として一時休止すると発表しています。
なんだか、ちょっと怖くなってきましたが、一般ユーザーはどこまで注意すればいいんでしょうね。
TikTokの危険性って何なの?
まずは、そもそもtictokの危険性についての確かな情報ってあるの?ってことになるのですが。
アメリカの国務長官のポンペイオさんは「TikTokユーザーの個人データが中国共産党の手に渡っている」と述べています。
まぁ、この方は中国共産党を「悪の帝国」と名指しする人ですから、少々過激な発言かもしれません。
しかし、世界最大のセキュリティで保護された電子メールサービスといわれている「ProtonMail」のセキュリティ専門家もtictokの危険性を指摘しています。
ざっくりいうと次の3つでヤバいということだそうです。
・TikTokは、熱心にユーザーの個人データを収集している。
・同社は中国のインフラを活用し、親会社のバイトダンス社は中国共産党に近い。
・中国政府が大規模な監視とデータ収集を行う上で、TikTokは理想的なツールとなっている。
「熱心にユーザーの個人データを収集している」っていうのは、どこまでの情報かもよるんでしょうけど、「中国政府が大規模な監視とデータ収集を行う上で、TikTokは理想的なツール」は、正直ちょっと気持ち悪い感じはありますね。
中国は本当にスパイアプリを作ってる?
中国は本当スパイアプリを作っているんでしょうか。
もちろんTikTokは「ユーザーのプライバシーを保護し、安全なアプリ体験を提供することを最優先に取り組んでいる。」と反論していますが。
最近ではTikTok以外にもチャットアプリのWechatやTPSゲーム「荒野行動」なども危険では?と言われていますね。
なんとインドでは、59個の中国製アプリを使用禁止にしました。
禁止されたアプリは、TikTokをはじめ、モバイルブラウザのUCブラウザ、検索エンジンの百度(バイドゥ)、中国版ツイッターの新浪微博(シンランウェイボー)など日本でも耳にするものも含まれていますね。
ネットの反応
ネットの反応をし調べてみました。

とりあえず、国や自治体はやめてほしいかな。
以前に入力ソフト「#Simeji」やPCメーカーの「#Lenovo」のスパイウェア騒動で中国製機器やソフトの危険性は日本人でもとっくに学んでいるハズ。それなのに国や自治体を上げて #TikTok や5G基地局を活用するとか誠愚かの極み…。TV局の異常な #TikTok 推しはいい加減にしてもらいたい。#スパイウェア https://t.co/rN5l21kbJ8
— リョウ (@Kobanzame08) August 12, 2020
成田くんイメージダウンしない?^^;

【結論】使うべきかやめるべきか
中国製アプリは以前から日本語変換ソフトのsimejiなど、「スパイアプリ疑惑」の噂が耐えないですね。simejiは今も結構使われているようですが。。
まぁ、アメリカやインドの主張は、国の経済政策とも大いに関係があるとは言え、今の状況では好きこのんで、わざわざ疑惑のアプリを利用する必要もないと思いますね。
とりあえず、個人情報を扱う国や自治体はストップしてください!